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College Admission (Japanese Version)

 

大学の願書申請に必要な項目

大学進学カウンセラー(College Counselor)の仕事は、担当した生徒さんを志望の大学に合格させることですが、アメリカの大学入学にあたっては、成績以外の様々な条件が考慮される上に、民族的背景(マイノリティーか否か)、親の学歴(大学を出ていない)や出身校、家庭の事情や経済的状況など、一人の生徒さんがそれまで歩んできた人生をすべて評価の対象にされるといっても過言ではありません。特にトップクラスの有名校になれば、たとえば音楽などの課外活動でもプロ並みの技術の高さをもった生徒さんを求めます。そうした点を踏まえて、生徒さんに必要なガイダンスをしていきます。もちろん、各高校にもカウンセラーは常駐していますが、やはり一対多数になってしまうため、きめ細かい指導は望めません。そのため、シリコンバレーのように、学力の高い生徒さんが集まる場所では、有名校をめざす生徒さんを対象にしたカウンセリングサービスに高い需要があります。カウンセラーは、指導者でありつつ、生徒さんのマネージャーのような立場にもあります。ご父兄の相談役にもなりますし、反抗期にある生徒さんとご父兄の橋渡しにもなります。

1)必要最低限の履修学科

各大学が求める必須科目と各高校の卒業に必要な必須科目は、必ずしも一致していない場合があります。アメリカの高校の場合は、次年度に履修を希望する科目の一覧表を学校側に提出し、それを認可してもらってから履修するため、希望者数の関係から希望のクラスが履修できなかったり、希望するクラスは履修できても、希望する担当の先生に当たらなかったりすると(同じ科目でも各先生により指導内容やテストが異なる)、その結果が成績に響きます。また、シリコンバレー地区の公立高校では、政府の予算不足のために履修できない学科があります。そうした事態に対処しながら、ベストの組み合わせで履修できるように計画を立てます。

2)SAT・ACT・SATII(科目別)テスト

全米規模で行われる統一テストです。年に数回実施されますので、希望の時期に希望の場所(自分の高校では受けられない)で受験します。何度でも受験でき、ほとんどの私立大学では、複数回の受験の各部門(英語、数学、ライティング)の合計点を申請できることになっていますが、大学によっては、この組み合わせを認めず、最高点がとれた時のテストの点数を審査の対象とするところもあります)。SATには科目別テストもあり、生物、化学、数学、英語など自分の得意な科目のテストを受験します。トップランクの大学は、SATのほかに、科目別テストを2科目を必須とする大学が多く、専攻によっては受験科目が指定されている場合もあります。1回で高得点を出せるのは、よほど優秀な生徒さんで、たいていは2-3回受験します。これは学校の勉強とは別に「受験勉強」が必要なものですので、やはりきちんと受験計画を立てていかないと、時間のやりくりが困難になります。

3)学校での活動

日本と同じように様々なクラブ活動があります。自分が興味のあるクラブに入部すればいいのですが、やはり大学進学を考えると、自分が将来やりたいと思っていることに関連するクラブに所属し(ロボティックス、ビジネスクラブ、サイエンスクラブなど)、それを継続していくと強みになります。また、地方・州・全米・国際といった各レベルの競技会に出場していけるクラブに所属していれば有利に作用する場合が多いといえます。部活は時間を取られるものですし、州レベル以上の競技会になれば、学校を休んで出かけていかなければなりません。西海岸から東海岸への遠征になれば、1週間近い欠席が必要になることもあります。勉強の時間の兼ね合いが非常に難しくなるので、それを管理しながら、最大限の成績をあげることを目指して、計画を立てます。部活を通じて、学校に対する貢献度を高く保っている生徒さんは、大学側の評価も高いといえます。

4)課外活動

多くの生徒さんが、学校以外でも習い事やスポーツをしています。シリコンバレーには、華僑の生徒さんやインド系の生徒さんが多いので、ピアノやバイオリン、インドの古典舞踊などは、かなりの数の生徒さんが小さな頃から習っており、高校に入る頃には非常に高い技術をマスターしています。そのような生徒さんは、Art supplementという追加書類を願書の付属書類として作成し、演奏や踊りをDVD化したものを大学に送ります。音楽と舞踊が両方できるといった場合は、どちらかひとつしか付属書類を出せないので、別の方法で才能を示すことを考えます(ウェッブのリンクを作成するなど)。

5)ボランティア活動

ボランティア活動は、社会性があることの証明となります。ボランティアを通じて、生徒は地域の大人たちとふれあったり、自分の学校以外の高校生と交流することができます。病院のボランティア、介護のお世話、障害者支援、動物愛護など、将来の方向性や自分の興味に沿ったボランティア活動をすることで、知識や理解を深めることができます。ボランティアを必須にしている高校も多くあります。トップクラスの大学をめざす生徒さんは、年間100時間以上のボランティアをこなしています。

6)リーダーシップ

クラブやスポーツ、ボランティアなどでリーダーシップを取ることは、有名校進学のための必須条件となっています。企画力、実行力があり、他の信頼を集めることができる生徒が求められます。いろいろな形のリーダーシップがありますが、学校で下級生に勉強を教える、先生のアシスタントをする、小さい子供の夏休みの活動を引率するなどもリーダーシップです。

 
カウンセラーからのアドバイス

大学側が望む志願者になるために   

以下の質問について考えてみてください。

– 将来の自分に対して確かなビジョンを持っていますか。
– 積極的に行動し、何かを起こすタイプですか 。
– 自分や周囲の人々により良い変化をもたらすことができますか 。

これまでの高校生活で

– 勉強以外にどんな活動にかかわってきましたか。
– 勉強以外の活動で、継続的に努力をしている事がありますか。
– 地域社会に貢献をしてきましたか。
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